ハーレーの極め方

ハーレーカスタムを極めて充実したハーレーライフへ誘います

ハーレーのサスペンションのセッティング方法

メタブルーハーレー

ハーレーに限らずバイクの乗り心地を決定するアイテムとしてサスペンションがあります。特に、ハーレーは長距離運転を想定していますので、サスペンションのセッティングが快適なロングツーリングの際には重要です。

もし、新車のハーレーに乗っているのであれば、サスペンションのセッティングをする前に300キロメートル〜400キロメートルほどの慣らし運転をしましょう。
走り込むことでサスペンションは柔らかくなり、味わいが異なってくるのです。慣らし運転をしたのちに、コーナーリングがしづらかったり、乗り心地が悪かったりした場合にはサスペンションの調整を行います。

サスペンションの調整具合は、街乗り優先なのか、ワインディングロード優先なのかでセッティングの味付けが異なります。しかし、多くの場合は街乗り優先で調整するのが一般的です。

サスペンションの理想的な調整をする目的は、車体の姿勢を保つことと、路面のギャップによる突き上げショックの緩和、タイヤの駆動力を路面にうまく伝えるためのトラクションの向上、制動力の向上などが挙げられます。調整する際には、前後のサスペンションの動きが同じになるようにします。基本的にハーレーの味付けは、フロントが柔らかく、リアが硬い設定になっています。そのため、シートに座った時にフロントサスペンションが先に沈んでしまったり、シートから立つとリアサスペンションが先に伸びてしまうなどのデメリットがあります。

ロングツーリング

サスペンションの調整目安としては、一人乗りでも二人乗りでも柔らかすぎず、硬すぎない絶妙な調整が必要です。また、路面追従性が良くギャップを吸収しやすい特性と、ロングツーリングでも疲れることがなく、安定した制動力が得られるような調整がベストです。