ハーレーのタイヤを交換するタイミングを知るためのミゾの見方と交換時の注意点

どのようなバイクもひとつのタイヤを延々と使い続けることはできません。タイヤは次第にすり減る他、紫外線や湿気などの影響で次第に劣化する消耗品です。
ハーレーも例外ではなく、古くなった傷んだタイヤをいつまでも使い続けていると走行性能が落ちたり、スリップ事故を起こすリスクが増大します。愛車を安全に乗りこなすためにはタイヤの状態を正しく把握し、必要であれば交換しなければいけません。ハーレーのタイヤの状態を知るにはミゾの見方が重要になります。タイヤのミゾには複数の部分にわずかな突起がありますが、これはスリップサインと呼ばれる物です。タイヤがすり減ってスリップサインが露出すると、そのタイヤは交換の必要があると判断できます。

スリップサインが露出するほどすり減っていなくても、タイヤの表面にひび割れがあったり、小石やガラス片などの異物が刺さっている場合は速やかに交換しなければいけません。タイヤの空気圧が著しく低下し、時にはパンクしてしまうこともあります。愛車を安全に走らせるためにもタイヤの状態は常に良好に保つことが重要です。

ハーレーの場合、専用の工具を適切に扱うことができれば自分でタイヤ交換を行うことは可能です。
愛車を自分でメンテナンスするのはハーレー乗りの目標のひとつであり、出費を抑えることにも繋がります。しかし、単に新品と交換するだけではなく、空気圧や車体のバランスを調整しなければいけません。

ハーレーのカスタムに慣れている人でもタイヤ交換は決して容易な作業ではないので、愛車を安全に走らせるなら専門技術を持つプロの業者に依頼するのが賢明です。作業工賃は業者によって異なる他、古いタイヤの処分も別にお金がかかることから、必要な予算の確認を怠ってはいけません。